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佐藤印刷所のナルほどよくナル【第7回】入稿する時の注意点その3
前回は“書体”の話でした。今回は、ちょっと複雑だけど、作ったものの表示が変わらないようになる話。
前回はそれぞれが持っている書体が違うという事でしたが、今回はどのパソコンでも比較的書体の表示が変わらずに見ることのできる状態にするには…と言うお話。
そう!PDFを作ればいいのです。最近はワードなども比較的不具合なくPDFが作れます。難しいソフトを入れなくてもワードでの別名で保存とか、名前を付けて保存とかで出てくる、そんなPDFでの簡単な注意点のお話し。
たとえば、データを他のパソコンで見て「変な表示が出て文字が見えないよ~」と言われても「えー、うちではちゃんと出来ているのにー」と思うところですが、本来使用されている書体があるパソコンでは、普通に画面では見えています。
下のような場合はフォント「ABCDEE+ふみゴシック」という書体で作られているところが作った側のデータ上では表示されていますが、書体の埋め込みがされていないPDFなので他のパソコンで開いた場合はこのような表示がされてしまい、同じ書体を持たないパソコンではその部分が表示されません。
こうなってしまうのを防ぐためには、どこを確認するといいのかをちょっと見てみましょう。
下のように、PDFを開いて [ファイル]→[プロパティ]→[文章のプロパティ]の[フォント] を見ると、ふみゴシックの所はほかの書体と違って(埋め込みサブセット)の表示が無いので、実際のフォント:不明、や実際のフォントの種類:Type1など、他の書体と違う表示が出てしまいます。
(埋め込みサブセット)とは、PDFを作った時に、使用されている書体のデータを埋め込んである(他で開いても同じように表示されます)と言うことで、その表示のない「ふみゴシック」の書体は『PDFを作ったけどその書体については特殊なものなので埋め込みが出来ないから他のパソコンではきちんと表示できないのよ!』と言うメッセージのなです。
データやPDFを作った時にちょっと注意して見ていただきたい場所のひとつです。
それじゃあまた次回も**よくナルよ*** (*`O`)=☆
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