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佐藤印刷所のナルほどよくナル【第5回】入稿する時の注意点その1
前回は“ちょっとした線”の話でした。今回は、色と文字の種類の話。
前の色の話で出てきましたが、ワードなどで入稿される色でモノクロ印刷向きで無い色の話。
ワードなどは簡単にイラストを貼りこんで、チラシなどを簡単に作成できるので大変楽チンなのですが、イラストなどはカラーで作成されている事が多いのでそのまま貼りこんで『出来た~!』で入稿してしまうと、モノクロ(黒一色)で仕上がってきたものが『思っていたのとちょっと違う!』となってしまう事もあります。
せっかく作ったものですから、イメージ通りに仕上げたいものです。
そこで、色と文字の相性です。
下は色々な文字の種類と色を組み合わせたものです。
色と文字の組み合わせで見えにくいものや、見やすいものもあります。
上で作成したものをそのままモノクロ印刷した場合、以下のようなイメージになります。
(★は明朝体系、○はゴシック体系です)
細い書体はより細く。赤っぽい色でも赤よりは茶色に近い濃い色の上の文字は判別が出来ないくらいに暗くなっています。
もちろんイメージですから全くこの通りにはなりませんが、大体の雰囲気はわかると思います。
太い文字は色の上でも多少はくっきり見えます。
強調させるための文字ならばカクカクしたゴシック体系の太い文字の方がインパクトはありますね。細い文字は小さいと見えにくいですね。文字が小さくなる時は書体を明朝体よりゴシック体にした方が見やすかったりもします。
逆に黄色はカラーでは見えていてもモノクロにすると色はほぼ無くなってしまいます。
しかもパソコン上できれいな色に見えていても、それはテレビ画面と同じ『RGBの三色』で作られた色なので実際にプリンターで出力したりモノクロに変換したり、印刷すると違って仕上がります。
慣れれば色の使い方もわかるようにもなってきますが、はじめて作成したり、仕上がりがわかりやすく作成するためには、モノクロ(グレースケール)に変換したものを使用していただければイメージに近いかたちで仕上がると思います。
それじゃあまた次回も**よくナルよ*** (*`O`)=☆
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