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佐藤印刷所のナルほどよくナル【第2回】紙原稿で入稿する時の注意点その2

前回は“スキャニング”の話をしたので、今回はそこに至るまでの紙版の印刷可能範囲の話。

最近のご家庭用プリンターには『フチなし』というモードがあります。

紙のはしっこまで、色や模様が入ってキレイですが、その時、機械の中では、印刷用の紙の外側まで印刷される範囲が大きくなっていているのです。
これは紙のサイズいっぱいに印刷されますが、実際の印刷範囲よりは紙のサイズに合わせて、すこ~し拡大されて出力されています。

印刷屋さんでは、ひとまわり大きな紙に印刷して、最後に規格サイズ(A3やA4やB4など)に断裁(化粧断ち)してフチなしに仕上げていたり、規格サイズの用紙を使ってプリントしていたり(この場合は紙の端に余白が必要)しますので、事前に相談して決めておくと良いでしょう。
ワードなどでも《余白》として文字や画像が入る範囲を決めているのは、これらをはみ出したりさせないためです。
印刷可能範囲は、だいたい紙の大きさの内側2~5mm位。
ですから、版を作る時はちょっとだけ印刷の範囲を考えて余白を入れて作製してみて下さい。

『せっかくはじっこまで書いたのに印刷されてない!』なんて、さみしいですよね。
(印刷範囲)

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もちろん、はじっこもズレないように細心の注意をして仕上げ作業をしています。以上の事を注意して、紙版を作製していくと綺麗に印刷が仕上がりますよ。<オクナル>

それじゃあまた次回も**よくナルよ*** (*`O`)=☆

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