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カワグチ企画よりメッセージ「みらいのこどもたちへ」

カワグチ企画よりメッセージ「みらいのこどもたちへ」1

(有)カワグチ企画 川口 圭

『みらいのこどもたちへ』がテーマです。

生活クラブと出会って15年以上が経ちました。

現在では北海道から沖縄まで様々な伝統工芸品やオーガニックコットンを扱っており、生活クラブに育ててもらった生産者です。

当初は後継者不足や流通がうまくいかないことのフォローをしていき(問題点は農業と全く一緒です)日本のモノづくりの素晴らしさを伝えていけたらと考えておりましたが(現在も変わってはいませんが)組合員や他生産者と出会い、触れ合い、語り合う中でそれだけでない消費材の持つ「社会的意義と意味」ということは一体なんなのかということが必要なのだと考えるようになりました。

年間40~50回程度の交流会や展示会を行ない、また生活クラブと共に行なってきた活動の中で現在組合員と共に考えていることが、伝統工芸品においては「モノ育」、オーガニックコットンにおいては「植育」です。

カワグチ企画よりメッセージ「みらいのこどもたちへ」2

日本のモノづくりの最大の特長は永く保つということ。島国であるため資源やエネルギー、物流などその昔はあまりなかったため、永く使える・修理が出来る・土に還り・地元の資源・人を有効的に無理のないモノづくりが行なわれていましたが、近年、大量生産・大量消費により大切にしない・使い捨てが行なわれていますが、資源やエネルギーは無限ではありませんし、無理をすれば原発などの問題を引き起こします。

そこで私たちは日本の伝統工芸を通じ、モノを大切にする『モノ育』を提唱しています。

例えば包丁。100円・2.000円・10.000円は何が違うのでしょうか?包丁としての寿命は金額に比例しています。ステンレス製100円は2週間・2.000円は1年・鉄製10.000円は10年以上・・・。このことから考えられる『モノ育』を組合員・生活クラブと共に考えていきたいと思っています。

またもうひとつの消費材であるオーガニックコットンは、無農薬栽培であり、農薬を3年以上使用していない畑で収穫され、第三者機関が認証した綿のことです。無農薬の綿があるということは反対に、そうではない綿が存在していることになり、みなさんも使ったことも見たこともある綿は 『世界一農薬が使用されている作物』ではないかと言われています。枯葉剤の使用・殺虫剤は全世界全作物の1/4~1/5は綿のためだけに使用されているとも言われ、更に遺伝子組み換え(BTコットンを使用→殺虫成分を含んだ遺伝子を組み込みそれを食べた昆虫は腸が破壊され死に至り、近年人体にも影響があるとの報告もあります)においては全体の約60%にのぼっているのではないかと思いますがこれはごく一部の話です。食べ物ではないから・・・ということもありますが実は・・・ということもありますし、こんなにも身近な綿において関心が薄いです。オーガニックコットンは全体の0.7%程度の生産量であるにも関わらず市場に多く出回っていたり皆が知っていたりと不思議です。技術の進歩による環境・生態・人体に与えられる問題がありますので、組合員と情報を共有していきたいですし、交流会などで『植育』として綿の種を配布して育てることにより農薬や遺伝子組み換え、化学薬品の使用など考えるきっかけになればと思っております。

全ては「未来のこどもたち」のため。

『愉しく』を大事に考え、みんなが『主役』になり、考えて、社会の中で必要とされる消費材の供給と開発、企業主導では無く、この近い距離を大切に考え、作り育てていく消費材の生産者だと思っています。地元の生産者ですのでお気軽に色々なご意見をお願いします♪♪♪

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